2013/12/29 39.蔵王刈田岳スキー(宮城県側エコーラインホワイトアウト敗退)

仙台帰省途中に寄り道。宮城県側の蔵王エコーラインから刈田岳を目指したが山頂手前500mでホワイトアウト敗退した。-11℃風も強く地吹雪状態、下界は晴れていたが山の環境は厳しかった。

■メンバ 単独
■用具  アンペレージ175cm/BD、TLT Speed/Dynafit、TLT5Mountain/Dynafit
■行程  2013年12月29(日)地吹雪・上部はホワイトアウト、強風、-8~-11℃

07:36(1097m) エコーロッジ
08:09(1238m) 見晴小屋
09:18(1471m) 大黒天
09:48(1631m) 敗退点
10:10(1448M) 大黒天
10:31(1231m) 見晴小屋
10:41(1105m) エコーロッジ

時間 3時間5分
距離 10.6km
累積標高差 ±1078m
1229map.jpg

噴火口の御釜周辺が「蔵王」と呼ばれる。ピークは熊野岳(1840m)で宮城県側からだと御釜の1kmほど先にあり、ここは2年前山形蔵王スキー場から登頂を果たしていた(報告)。今回目指した刈田岳(1758m)は御釜の1kmほど手前。蔵王エコーラインから蔵王ハイラインと繋げば道路を歩いて直下まで行けるが、だらだらと長いので大黒天から尾根を歩く夏道でショートカットする計画とした。

仙台帰省は1/28(土)12時過ぎ金沢出発。ルートは北陸道→磐越道→郡山JCT→東北道→白石IC下車→一般道から蔵王エコーラインに入り澄川スキー場までの片道約500km。寒波に伴う積雪は金沢市街地で1cm、北陸道は融雪されていたが富山、上越の山間部は横殴りの雪でシャーベット状態、圧巻は磐越道で会津付近は視界もままならない激雪、圧雪路面の50km走行であった。郡山JCTまでの車両事故は対向車含めると気づいただけで5か所、後から知ったが郡山JCTの数km東京側ではトラック等数台が絡む死亡事故もあったらしく大荒れの様相であった。事故による通行規制渋滞もあり澄川スキー場まで10時間を要す長旅となる。

澄川スキー場は宮城県側の蔵王エコーライン冬期閉鎖端である。標高1000mは白山でいう別当出合に近いが、吹きさらしのため風が強く地吹雪で、ゴォーゴォーという音とともに車も揺らされるかなり厳しい気象条件。視界も悪く明日の山行に不安を抱いての車中泊となった。23時就寝。

朝5時起床すると車内-5℃、車外-8℃。風と視界は相変わらずのため2度寝して回復を待つこととし、除雪車音で目が覚めた7時、東の空の雲が切れ太陽が見えたこと等、多少の回復を見て決行を決めた。

1229gate.jpg蔵王エコーライン宮城県側ゲート
積雪は1mほど。雪はモナカで踏むと15cmほど沈む感じ。風も強く上部はガスで山頂は目視出来ないが行けるところまで行くという気持ちで7時36分スタートする。

12290746yabu.jpg07:46 ヤブはまだ濃い
エコーラインをショートカットしながら高度を上げる。雪が深くなりラッセルはブーツミドル~トップになるが斜度が緩いため楽だった。ヤブは濃く煩さい。

12290807miharasi.jpg08:07 見晴小屋
九十九折は全てショートカットして見晴小屋着。ここまで勾配は緩くスキー滑走向きではない、、、というよりも下りラッセル?という感じ。

12290807jinja.jpg08:07 蔵王寺
中風だが気温は-10℃と低い。この先風は強まる一方との予想から神社に隠れて目出し帽を装着する。顔面が極楽の暖かさに包まれもうバッチリ。

12290856park.jpg08:56 大黒天手前の駐車場
強風で足元は雪の川になっていた。目出し帽装着で体温がグッとあがり平坦路のまったり歩行なのに背中が汗ばんできた。顔が冷えるだけでも体温は奪われるんですね。

12290916daikokuten.jpg09:16 大黒天
賽ノ磧(さいのかわら)、駒草平を適当にショートカットして大黒天に到着。ここでエコーラインを外れ尾根に取り付く。しっかりとした夏道があり分かり易い。さぁ山頂まで残り1kmちょいぜよ。

12290952haitai.jpg09:52 敗退点
大黒天で尾根に取り付くと視界が急激に悪化。樹林帯を抜け木が少なくなると、いよいよ勾配感覚すら危くなってきた。一旦エコーラインに降り、地図上細めの尾根に取り付いてリトライするが、やはり目印の木がなくなると白と黒が違うだけで真っ暗闇に一人佇んでいる感覚となった。

刈田岳にはエコーラインからハイラインに接続すれば山頂直下まで行けるのだが、ホワイトアウトでは御釜も望めないどころか滑走もままならないため敗退を決定する。おそらく今年最後の山行であり登頂で締めたかったが、逆に拘って運を落としたく無い思いもあった。

強風の中写真を撮り「白い闇」をシールのままカニで降りる。それでも平衡感覚ゼロのため2回ほど転倒する。恐ろしい話です。エコーラインでシールを剥がし帰りは適当にショートカットしながらエコーロッジまで滑走。しかし、トレースは大半が消え、平坦路は下りラッセルだった。

1229car.jpg蔵王エコーライン下部は澄み渡る青空
山と下界は大違い。

メモ
・澄川スキー場エコーロッジを起点とすると片道2.5時間、往復3.5時間ほどの山行
・大黒天まではエコーラインのショートカットルート含めて斜度は緩く滑走はそれほど楽しめない
・樹氷はまだまだで、ヤブも埋まり切っていない状況

【重要な発見事項】
デリカのキーレスエントリのリモコンが電池切れでエンジン起動出来くなった。リモコンを体温で暖めて事なきを得たが「電池切れ間近」の表示がされたら速やかにディーラーで電池交換する必要がある。

リモコンにはスペアキーが付いているがこれは電池切れの際に車内に入るために用いるものであってエンジン起動は出来ない仕様らしい(私はリモコンが効かなくなった時はこのスペアキーで起動出来ると勘違いしていた)。また山行時は鍵屋でコピーしたキーを持ち歩いていたがこれも起動出来ず意味が無いことが判明。早急に「真の」スペアキーをディーラーから購入したいと思う。山行から戻り電池切れでエンジン起動出来ないのは悲劇である。

※キーレスエントリであれば三菱だけでなく他メーカーも同様と思います
※万が一、電池切れになった際はリモコンを体温で暖めると回復する場合があります
※真のスペアキーも電池キレになると起動出来なくなるため定期チェックが必要です
※リモコン紛失の場合、誰かに真のスペアキーを持ってきてもらうか、レッカー移動後、自分で取に行く事態となりますので、スペアキーの携帯は必須と思います(リモコン入れたポケットを開けっ放しで落っことしたらアウト)

pc_20_01.gif
 カシミールGPSデータ 20131229.gdb
山スキー[154], 蔵王山[3] | Comments [8]
 
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コメント[8]

 お早うございます。
古里の山へ。。。! ! 今年はドコモ雪が多いですね。

色々と有難う御座いました。
来年もヨロシクお願いします。佳いお年をお迎え下さい。

こんにちは、自分もD5乗りですが、キーレスエントリーに刺さっている鍵は抜いて使うとドアを開け閉めする事にしか使えません。
抜いた鍵を逆向きにキーレスエントリーに刺し直して下さい。こうする事でイモビライザーが働き、電池切れでもエンジン始動ができると思います。試した事はありませんが、ディーラーで聞いた事なので大丈夫かと。1度お試し下さいませ。

あけましておめでとうございます。

帰郷と思いきや、山行だったんですね。
低温対策でロブスター装着ですね。
僕も今年、ロブスター買いましたけど、まだ未使用で新品です。

27日夜からトリップに出かけて、31日の21時頃に帰宅しましたが、30日が天候が一番ましな予報だったので、28日は相棒と有形山。(藪が育ちすぎ=もう二度と行かない)
29日も悪天予報だったのでシャルマン火打でゲレンデスキーのつもりで、高速の最終PAに早めの到着で激雪のため深酒で7時起床。
まさかのド晴天に・・・。唖然。

泣く泣く、シャルマン午前券&ポンツーン投入で、久々のノンストップで昼まで回す→藪突入でパウダー食い散らかし→小谷道の駅に移動。ずっと晴天だったが日暮れから雪。

メインの30日。2時半起床。
天狗原山からの浅海川周回。
基本、単独なので周回コースはいかないのですが、今回は頑張ってみました。
細尾根&ラッセルで思った以上に登頂に時間(8時間)はかかりましたが、尾根ルート下降で見事にハマリ、GPSで確認すると浅海川1050M。両側絶壁&川割れ。突っ込んだら、まず登り返し不可の絶壁・・・。突っ込まずに鬼登り返しでなんとか復帰しました。
下調べ不足で反省です・・・というか、このルートもう2度と行きません。

今日31日は悪天予報なのでコルチナでお気楽スキーでした。

さて、本日からは雪国から南国にサーフトリップです。
ロンボク島でサーフィン三昧です。

今年は、機会があれば是非ご一緒して、ご教授していただけたら、幸いです。
事故のないようにお楽しみください。

では今年もよろしくお願いします。

2日朝、仙台帰省から帰ってきました。福島猪苗代付近は激しい雪でしたが路面はシャーベット程度、北陸道は気温高く
夜10時頃から暴風雨でした。予報では今日午前中までは荒れ模様とのことでしたので山は厳しい条件なことでしょう。

多摩太郎さん
グランデコは結局止めにしました。
行くなら天候の安定する3月等にしたいと思います。
蔵王で感じましたががやはりホワイトアウトでは全く楽しめません!
写真で見る吾妻山はスノーモンスター立ち並ぶ広い尾根でこれが狙える時期がいいですね。
昨年は御世話様でした。
今年もマラソンと山でお忙しいと思いますが、体調に気を配りながら楽しんでくださいね^^
宜しくお願い致します。

zeong1974さん
情報ありがとうございます。
裏ワザですね。
イモビライザーが働くということは大きな音が鳴るのかもしれませんね。
最悪時の対策として覚えておきます。
まずはディーラーで正規のスペアキーを発注することにします。
因みに電池交換は315円でした。
たまにディーラーから電池無料交換の案内が来るので
うまく利用するといいかもしれません。

あけましておめでとうございます。

有形山では山が低過ぎてキムキムさんには物足りないでしょう!
私も報告を見てゲレンデの様な斜面に惹かれて1回だけ行きましたが
猫の額の狭さでガッカリして2回目はありませんでした(笑)
積雪が確実であれば、東海北陸道から近いエリアとして

木無山
http://ghblog.sunnyday.jp/yamakiko/2010/0131-130122.php

野伏ヶ岳
http://ghblog.sunnyday.jp/yamakiko/2011/0205-230511.php

あたりが疎林スキーが楽しめますよ。
遠征ならこのあたりで足慣らしをして後半に平湯エリアを攻めるのもいいかも。

シャルマン晴天ミスはショック大ですね。
まぁパウダーゲット出来たことでヨシとするしかないですね(笑)

天狗原山の周回は先生のルートですね。
先日の写真を見ると惹かれるものがありますが、
山が深く単独はリスク感じてました(でも四ッ岳と同程度?)。
私もここ数回下山スキーでルートミスし登り返しを食らってます。
おそらく慣れが原因かと。。
山を甘く見ると恐ろしいことになるので、お互い気を引き締めていきますかね。

仙台の友人に聞きましたが最近のドライは防水性が高く
スーツ内は終始乾燥状態なんですね。
元旦の仙台新港には気温5℃でも30人くらいのサーファーが海に入ってましたが
実は昔の様な寒さは無いのかもしれません。

> 機会があれば是非ご一緒して
そうですね。細短板で激パウ鬼ラッセルツアーでもしますか(笑)
最近はFaceBook経由でお誘いを受けることがあります。
1対1でやり取りが出来るのでここで日程を詰めることができますよ。

すいません、イモビライザーの知識があまりないのですが、、
裏技ではなく正規技です。キーレスエントリーから抜いた鍵に絵が描いてあるはずなので見てみて下さい。足らない説明で申し訳ありませんでした。
m(_ _)m
あと電池交換は自分で簡単に出来るので電池を呼びで持つと良いかもしれません。私はアルミ箔でキーレスエントリーを包んで一つ車内に置き鍵しています。アルミ箔で包んだり、ブリキ缶に入れて置くと鍵の電波を遮断して認識しなくなるのです。こちらが裏技ですね(;^_^A

zeong1974さん
情報ありがとうございます!
私もマネをさせてもらうかもしれません(笑)

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