2018/03/03 7.四ツ岳北面スキー(THE DAYな快晴♪)

北陸岐阜長野で降水確率が終日0%! THE DAY確実なこの日、四ッ岳北面でご機嫌なパノラマ頂いてきた^^

■メンバ 単独
■道具  スキー:アンペレージ/BD、ビンディング:TLT SPEED/Dynafit、ブーツ:EVO/スカルパ
■行程  2018年3月3日(土)快晴、最低-9℃、山頂は強風(-5℃)

04:40(1309m) 平湯キャンプ駐車場
05:43(1554m) 大滝川渡渉ポイントIN
06:49(1556m) 大滝川渡渉ポイントOUT
09:26(2463m) アイゼン装着
10:38(2757m) 四ッ岳着
11:10(2757m) 四ッ岳発
12:02(1576m) 渡渉点登り返し
12:33(1330m) 平湯キャンプ駐車場

距離 13.2km
行動時間 7時間53分
累積標高差 ±1957m
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登り応えのある大滝山を先週やって次は四ッ岳北面と思っていた。この状況で完璧な晴れと高い予想気温で正に「行ってください」状態♪ 木曜の夜に金沢で強い雨が降り激ラッセルの可能性があったが、高い気温は凍傷リスクの怪我指には好都合^^ あまりに予報がいいので平湯からの乗鞍岳が頭をよぎったが、歩きメインで滑りは楽しめず一度達成もしているため予定通りの四ッ岳北面とした。

19時頃帰宅して身支度整えて21時自宅発。一般道で福光まで抜けて東海北陸道で高山までその先R158で平湯着は23時半ごろ。現地は-7℃といつもの低温だった。翌日駐車するキャンプ駐車場の除雪状態を確認して、平湯ICの駐車スペースで24時寝袋に入った。

4時丁度に目覚ましして3時59分に目が覚めた! 素晴らしき体内時計に感動しながら軽く食べてキャンプ駐車場に移動し月夜で明るい雪道を歩き始めた。4時40分。雪が固かったので最初からアイゼンを装着した。

180303-043909.jpg04:39 キャンプ駐車場に他に車なし。先週の大滝山は誰にも会わない完全単独であったが今回はどうだろう。渡渉や2400m付近の氷化斜面などリスクが大きい山なので身が引き締まった、、、と思ったのもつかの間、先行者トレースを発見^^ 数分後には後続のヘッドライトも見えて緊張が和らいだ^^

180303-054113.jpg05:41 先頭はボーダーの女性と山スキーの男性のパーティ。序盤に追い越して先頭で渡渉ポイントにIN。安定したブリッジを探して渡渉して写真の斜面から取り付く。しかし少し上に難所があり、ほんの数mがどうしても越えられず板を脱いでの根性登行になってしまった。。ここが1つめの核心部。

180303-054638.jpg05:46 根性登行でモタツイテいると追い越したパーテイに追い付かれた。

180303-060935.jpg06:09 プチ休憩を終えて後続を見ると同じあと数m点で男性がもがいておりストックで手を貸してあげることにする。ヘンテコなトレースを付けた責任もあったので...。しかしストック掴んでも上がることが出来ず、そうこうしているうちに私が誤ってストックをフォールしてしまったアイタタ、、、ってことで回収へ。降りる際に男性が登り易いように別ルートを工作して男性をなんとか上げることが出来た。

ここで感じたことを1つ
四ッ岳北面は難易度が高い山と思っており、相応のスキルを持った人のみが入山していると思っていた。なので、ちょっとストックで手を貸して終了の軽い気持ちだったが上半身の力で登り上げることが出来ず、私が工作したルートに変更してもらったが、ここでも一度バランス崩して滑落してしまった。四ッ岳北面は上部にカチカチに氷化する斜面やマイナス20℃強風の自然環境、木の根で凸凹した樹林帯の滑走もあり、経験値やスキルがないと事故になりかねず、入山者も少ないので事故時は自力対応が求められる。入山は自己責任で難易度の高い山ほど満足度が大きいのだが、手を貸した行為が正しかったか考えてしまった。

180303-072834.jpg07:28 1時間渡渉で後続の2名パーティに抜かれたようだ。で、このトレースのルート取りが素晴らしく感心しながら登行となった...。ストック跡もリズミカルでどんな方達なのか? あの人それともあの人?など考えながら登行して追い付いた時に〇〇さんですか? と聞いたら全くの別人だった(笑) お話を伺うとYASUHIRO先生のトレースをGPSに入力されていたとのこと。ルートファインディングを楽しむという逆の考え方もあるが、このひと手間をかけられる人は山で失敗が少ないと思った。

180303-080755.jpg08:07 THE DAYな快晴は朝から! そして下山するまで続いた^^

180303-083639.jpg08:36 スタートポイントは固い雪、その後モナカ気味の雪、上部はパウダーになった。ラッセルはブーツ半分くらいと厳しくはなかった。

180303-090408.jpg09:04 至近の北アの眺望は素晴らしく狙い通り!

180303-090413.jpg09:04 先行者。ラッセルとトレースありがとうございました。

180303-091938.jpg09:19 先行者は左から大周りするルートを選択。私は左から回るが少しショートカット気味なルートを選択。

0303root.jpg私の下山ルートが先行者が登ったルートである。

180303-091959.jpg09:19 振り返ると。広大な大斜面だが上部はカッチカチやぞ。

180303-095934.jpg09:59 2つめの核心部?を越えた。微妙に急傾斜で中途半端に固くなり(クトーが効くほど固くない雪、、、)滑落に神経を使うようになったため早々にアイゼンを装着した。ところどころ底が抜け、重いザックと薄い空気でこの付近の登行が最もシンドカッタ。

180303-100631.jpg10:06 山頂を目視! 雪面は完全に氷化し固かった。風は中風程度で大したことはなかった。

180303-103817.jpg10:38 四ッ岳山頂着。出発からちょうど6時間は2013年とほぼ同じ。先行者は10分くらい前に到着したようだ。スキーを履いたまま登頂されたとのこと。

平湯エリアは極寒のイメージしかないが、下界の予想気温が春な今回は四ッ岳も暖かだった^^ 最低で-9℃、山頂では-5℃まで上がった。山頂のみ強風で、カメラのシャッターが押せないほど風であおられることもあった。

180303-103846.jpg10:38 乗鞍岳。見るからに固そうな雪面は冬の様相。

180303-104241.jpg10:42 笠ヶ岳

180303-104258.jpg10:42 そして白山。この水曜日に山友のよすあき氏が登頂を果たした。彼はマジに凄い。

180303-104324.jpg10:43 自撮り

180303-111757.jpg11:17 登頂直後にスマホのバッテリ残が1%となり山頂でウロウロしているうちに完全に切れてしまったアイタタ。GPSログをとっていたのでモバイルバッテリで充電するが、バッテリローで起動しないぜよ。強風の山頂で飯とシール剥がしなどで時間潰すが起動出来ないため諦めて下山することに(T_T)  といいつつ昔からのGarminのGPSも併用しておりログは取れているのだが ̄ー ̄)ニヤリ

ってことで氷化斜面をGo!

180303-112716.jpg11:27 下山ルートは右手側から(先行者が登行したライン)。上部はカッチカチやぞだがその後パウとなった^^ 下界は既に気温高いはずだが流石極寒エリアである。写真は追い付いた先行者。この先しばらくお一緒させて頂く。

180303-112835.jpg11:28 この斜面は気持ち良かった♪

0303ski.jpg私。Sさん撮影。

180303-113012.jpg11:30 北斜面だが下部は直射が当たる場所で局所的にストップスノーに。一度つんのめって転倒しそうになった。で、その直後に私のスキーがゲタに...。チューンナップしたばかりなんですけど、、、。先行者が貸してくれたブラシで除去し、固形ワックスを塗って滑走再開。これからの残雪期は毎回ワックスを塗るのと、固形ワックス持参必須を痛感。

その後、渡渉してシール貼って登り返して12:33に駐車場着。トータル約8時間だった。
先行者の方、トレースなどありがとうございまいた!

180303-124938.jpg12:49 平湯民族館の大露天風呂に入り金沢に戻った。

180303-125917.jpg12:59 大露天風呂

四ッ岳[7], 山スキー[153] | Comments [6]
 
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コメント[6]

天気最高でしたね!
最後の温泉は僕も行きつけです笑

THE DAY確実な日だったので行く山悩みましたが、四ッ岳は上部の雪も生きていて当たりでした^^
白山レポ見ましたよ。
ナイスな山行でしたね~
小屋だけでなく殆どの木が雪の下となった甚之助小屋付近の写真には圧倒されました。

 お早うございます
素晴らし山スキーでしたね。
北アルプスはまだまだ厳冬期を思わせるようです。
笠〜前穂〜乗鞍〜白山などなど手にとるようですね。
おんせんもサイコー。。。 !!

こんばんは。
四ッ岳北面は大正解でした♪
北アの眺望もよかったですが、気温高い予報でしたので「標高の高い北斜面」がバッチリきました^^
平湯には環境の整った平湯の森?という温泉ありますが、今回の大露天風呂も風情があってお気に入りとなってました^^

大滝川渡渉点で助けていただいた者です。その節は本当にありがとうございました。

書かれていることはごもっともだと思います。四ッ岳には2週間前にも来ていてその時は今回ほど渡渉で苦労しなかったので、ちょっと判断が甘くなってしまいました。
仮に逆の立場であれば、私はそのままスルーして先へ行ってしまっていったかもしれないと思っています。

またどこかでお会いできればと幸いです。(そのときはご迷惑をおかけるようなことがないように…)

oecさん
山ではお世話様でした。
ヘッドライトな時間帯の冬山に単独で入る自分を棚にあげて生意気な記事を書いていますが、事故防止に繋がればと感じたことを素直に書かせてもらいました。
スキルや装備、計画面などの全てが完璧な人などいないと思いますが、山スキーがハイリスクな行為であること忘れず謙虚に向き合っていきたいですね。
oecさんの書き込みはとても嬉しかったです。
またお会いしたらよろしくお願いします!

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