')?> 嫌気発酵から好気発酵(分解)へ - 自家製堆肥で大収穫!

2007年8月19日

嫌気発酵から好気発酵(分解)へ

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EMポンパーで嫌気発酵中の生ゴミを土に混ぜました。
私の計画では、生ゴミの肥料分を含む土を作り、これをストックしてプランタ栽培で使用します。
畑に直接投入することも可能なのですが、種や苗の植え付けまで2,3週間空ける必要があり、畑の有効活用上もったいないので上述の計画としました。

また本来は最後の生ゴミを投入後、3週間くらい寝かせてから土に混ぜるのですが、今回は省略しています(嫌気発酵途中の生ゴミが混じっている感じ)。

■必要品など
①発酵生ゴミ
②容器
 スーパーでもらった発砲スチロール3箱
④ゴム手袋
③土
 今回はもらい物の畑土、ポットやプランタで使用した培養土、など諸々のブレンド
⑤スコップ
⑥トロ箱など

■手順
①発砲スチロールに4分の1くらい土を入れる
②トロ箱で土とよく馴染ませた発酵生ゴミを入れる
③土を入れる
④通気性のある布を被せ、軽くフタをし、雨の当たらない場所に置く

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ゴム手袋です。100円ちょっとで購入。
生ゴミと土を馴染ませる時に使用。
臭いがなかなか取れないので、発酵生ゴミを直接素手で触らない方がいいですよ。

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EMポンパーから取り出した生ゴミ。
約1ヶ月分の量です。

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手順②の様子。
生ゴミは「グチュグチュに解けている感じ」なので、土を刷り込む様に馴染ませました。

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手順③の様子。発酵生ゴミが表面に出ない様に「土でフタをする」感じ。
こうすると臭いをシャットアウトでき、虫が寄り難くなります。

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手順④の様子。土での分解は好気性のため、フタを少し開け密封しない様にします。
ただし、土をむき出しにすると虫が混入する可能性があるので、通気性のある布や目の細かいネット、寒冷紗などを被せます。


以上です。

注意点(推測)
今回の様に嫌気発酵途中の生ゴミを使用する(最後の生ゴミを投入後、2、3週間くらい寝かせる手順を省略する)場合、発酵過程で生ゴミから出る水分によって水分過多になり、腐敗につながる可能性があります。
これを避けるため1週間に1回程度、全体をかき回し、もし水分が多い場合はフタを開放して蒸発させたり、乾燥土を追加したりして、水分率を下げた方がよいと思います。